呪われたサラリーマンの日記

40才を超えた過ぎたサラリーマンは何かと悩むお年頃なんです。

2016-03-06から1日間の記事一覧

呪われたサラリーマンの日記 その14 キャリアデザインを考える

先日、以前の職場で私の部下だった人とメールのやり取りをする機会があった。彼は3年前に転勤しており、連絡等の機会が無くなっていた。彼は割と早目に係長クラスの昇格試験をクリアしていた。しかし、これと言った実績が出せず、実際には係長に昇進出来ない…

呪われたサラリーマンの日記 その13 OJT=On the Job Trainingを考える

私はプロセスエンジニアである。私のエンジニアとしての座右の銘は『モノを見て仕事しろ』だ。 我々の仕事相手は人ではない。我々の目先にあるのはモノだ。だからモノを見て仕事しろという意味だ。これは私が作った言葉なのか、誰かからの受け売りなのかは覚…

呪われたサラリーマンの日記 その12 40歳を過ぎたサラリーマンを考える

今の私は40代半ばの中間管理職だ。カタカナに直せばプレイングマネージャーである。 会社の中でも一番利益を出している部門に在籍していた。その中でも中心的役割でガツガツやっていた。部下も最大で40名を抱え、若い頃にはかなりイケてる方の部類だった。学…

呪われたサラリーマンの日記 その11 人材流出とその対策について考える

会社は事業所閉鎖と集約に伴うリストラを敢行する際に、優秀な人材の流出を最低限に抑えたいという思惑がある。会社に残って欲しい優秀な人材とは真面目に仕事に取り組んでもらえる35歳までの若手社員の事を指している。 今回の事業所集約は当然ながら本部側…

呪われたサラリーマンの日記 その10 組織変更と出世について考える

前回、会社の強かさを書いたが、今回もその続きだ。 我が社は私がいる事業所を閉鎖し集約する。集約に伴い社員が転勤か退職を選択すると同時に会社も社員を選び始める。このタイミングは組織変更の絶好のチャンスだ。マンネリ化した組織を作りかえ、なんとな…

呪われたサラリーマンの日記 その9 会社のリストラ戦略について考える

前回までの投稿で私が勤務している事業所のお取り潰しに伴う転勤、退職状況を説明してきた。現時点では会社から正式な事業所閉鎖に関する通達は無いが、通達や転勤、退職プログラムの全容が明らかになってきた。これも、正式な連絡ではないので一部想像の部…

呪われたサラリーマンの日記 その8 転勤を言い渡されるまでの不安と葛藤

まだ、正確な情報ではないのでフィクションや表現の自由として捉えて欲しいのだが私の勤める事業所はお取り潰しになる事がほぼ確定している。そして私の職場の全員が転勤を言い渡される。県内ではない。隣県でもない遠方だ。この話は一部の上層部だけで話し…

呪われたサラリーマンの日記 その7 会社の将来性と社員感情を考える

私が勤務している事業所はお取り潰しがほぼ決定している。そんな事業所だから投資抑制、経費削減が常日頃から横行し半数以上の社員の仕事が無い。かく言う私もその一人だ。もの凄く暇である。一般社員は残業が無い分、収入が減り多少なりともダメージはある…

呪われたサラリーマンの日記 その6 今の上司をどう扱うか

我々、プロセスエンジニアの仲間内ではインターネットに答えは無いというのが通説である。仮にインターネットに答えが合った場合はその技術は既に一般的なものであり、独創性に欠ける。調べる対象としての意味が無いのだ。インターネットは辞書代わりであり…

呪われたサラリーマンの日記 その5 真田丸と三現主義を語る

大河ドラマの真田丸が面白い。 草刈正雄が演じる真田昌幸が自分に似ているところがあり、それがとても面白い。昌幸は自分が付く大名にも国衆にも家来にも決して腹の内を見透かされる事なくやりたい事をやっている。大きな揉め事になればなるほど、その揉め事…

呪われたサラリーマンの日記 その4 異動先は村社会

異動先の元上司、先輩や後輩に色々と探りを入れてみた。先ずは会社の雰囲気について。異動先の職場は完全な村社会で構成されている。我々のような余所者を受け入れないのだ。以前の職場で成功した事を異動先に展開しようとしても受け入れられず強烈な反発が…

呪われたサラリーマンの日記 その3 単身赴任についての考察

私に転勤の内示が出た。当然ながら事業所にいる私以外のほぼ全員の社員にも転勤命令が出るのだが、会社本部側で既にスタートしているプロジェクトがあり、それに関係する仕事に就くように言われている。既にスタートしている都合上、私には早めに合流するよ…

呪われたサラリーマンの日記 その2 人生の分岐点を考えてみる

私の勤める会社は大手電機メーカーの子会社だったが、東日本大震災後、親会社から切り離され分社化されてしまった。私は親会社からの出向で子会社で働いていたが、分社化の際に親会社に戻ることができず、分社化後、私は新規事業の量産立上げや新技術を開発…

呪われたサラリーマンの日記 その1 転勤ばなし勃発

事業所や営業所などが点在する会社に勤めるサラリーマンにとっては常に付きまとう話だ。 6年前、当時の私の部署が事業所集約によって閉鎖される事になった。もう一つの日本の事業所とアメリカ工場のみとなり、私にはアメリカ工場への海外赴任が言い渡された…